全公用車にドライブレコーダー設置へ 大和郡山市「走る防犯カメラ」に
2016年03月9日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
大和郡山市は、走行中の映像や音声を記録するドライブレコーダーを公用車23台に設置し、市役所で出発式を行った。防犯パトロールなどに役立てるのが目的で、今後5年間で全公用車約140台に順次取り付ける予定で、全公用車にドライブレコーダーを搭載するのは県内で初めて。
レコーダーはフロントガラスの上部に設置し、エンジンがかかると自動的に起動。走行中の前方の様子を映像で記録し、車内の録音を始める。犯罪や交通事故が発生した際、関係者や該当車両の特定、事故責任の明確化などにつながるほか、職員の安全運転意識の向上にも有効という。
7日に行われた出発式で、上田清市長は「街中の犯罪抑止力の向上に少しでも役立てられれば」とあいさつ。弘末光則・郡山警察署長も出席し、「『走る防犯カメラ』として犯人検挙にも非常に役立つ」と話した。
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