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神秘さ満ちる咒師(しゅし)作法 東大寺のお水取り


 二月堂修二会で、荘厳な「お松明」の後に堂内内陣で始まる夜の勤行は、祈りの中心である大導師作法や法会の成就を願う咒師(しゅし)作法などが続き、厳粛で神秘さに満ちている。

戸張に浮かぶ咒師の影。白いのは壇供(もち)

戸張に浮かぶ咒師の影。白いのは壇供(もち)

 「なむかん(南無観)なむかん…」。練行衆たちの観音をたたえる声明が高まり、身を板になげうつ「五体投地」などが行われた後、神々を勧請する「神名帳」が読み上げられる。その後が大導師の橋村公英さんによる祈願で、人々の幸せが祈られる。

 そして法螺貝が鳴り響くと、咒師作法。上司永照さんが務め、金襴の咒師帽をかぶり、鈴を振り鳴らす。呪文を唱えながら本尊が安置された須弥壇周囲を回って清め、祈願する。

 西局(外側の部屋)で聞いていると、その姿が時折、内陣と外陣を隔てる白い戸張に影法師となって浮かび、揺らぐ灯明の火とあいまって神秘的。さながら聖劇のようで、祈りが心に響いてくる。

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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

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