勤務時間〝水増し〟生駒市職員を停職処分 「有給休暇減るのが不安」
2016年03月19日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
遅刻や欠勤を繰り返しながら虚偽の勤務時間を申請したとして生駒市は18日、こども健康部こども課の女性職員(30)を停職1カ月の懲戒処分に、管理監督責任を問い同課長と課長補佐を戒告処分とした。
市によると女性は平成27年11月以降、14回にわたり嘘の出勤・退勤時間を申請。実際は働いていない計約37時間を勤務時間としていた。
職員の勤務時間の申請は通常、タイムカードで行われるが、女性は職員カードを忘れた際に使用するパソコンのシステムを使い虚偽申請を繰り返していた。「体調がすぐれなかった。有給休暇が減る不安が大きかった」などと話しているという。
市は「申請内容の徹底した確認など再発防止に取り組む」としている。
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