橿原に「うまいもん」が大集合 奈良食祭にぎわう
県内各地の特産品や名物料理などが集まる「第5回奈良食祭」が19日、橿原市の県立橿原公苑北駐車場などで始まり、訪れた家族連れら約5千人が奈良の〝うまいもん〟を味わった。20日まで。
奈良の「食」を発信しようと、平成24年から「NPO法人奈良元気もんプロジェクト」などが主催し、毎年開催している。
今回は5回目の開催を記念して、県内のほぼ全市町村から過去最多の80店舗が出店。鹿肉などを使ったジビエ料理や斑鳩町の名物、竜田揚げなどさまざまなメニューが並んだ。
隣接する第二体育館の会場では、橿原市昆虫館の「みつロウでキャンドルづくり」や県産イチゴの大福作りのコーナーも。さらに、「健一自然農園」の茶葉に薬草などをブレンドするオリジナル紅茶作りも楽しめ、子供らが体験を通じて「食」に触れていた。
家族でイチゴ大福作りを体験した橿原市の小学1年、田中美咲さん(7)は「初めて作って難しかったけど、おいしそうにできた」と話していた。入場無料で、午前10時~午後4時。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)