未来のトップアスリートを探せ! 橿原市でスーパーキッズ発掘イベント
未来のトップアスリートを探す小学生タレント発掘事業「スーパーキッズ大集合」が21日、橿原市の県立橿原公苑陸上競技場で開かれ、県内の小学1年~6年の児童計約100人が参加した。
県体育協会(奈良市)が県内でのスポーツの競技人口拡大や、世界で活躍するアスリートの発掘を目的に、平成25年度から行っていて、今年で3回目。
この日は陸上競技とラグビーの部に分かれ、陸上競技は県内の陸上クラブのコーチが、ラグビーはトップリーグの近鉄ライナーズ(大阪府東大阪市)の選手が子供たちを指導した。
陸上競技の部ではハードル走やフォームの練習、100メートル走の測定などが行われた。ラグビーの部ではパスやキック、フットワークなどの練習のほか、タックルのかわりに腰に付けたリボンを取り合うタグラグビーなども行われ、子供たちは青空の下、一生懸命取り組んでいた。
コーチとして参加した天理高校出身で近鉄ライナーズのフッカー、永下安武選手(30)は「昨年からラグビーの人気も高まっている。奈良にはたくさんの人材がいると思うので、この中から一人でもプロになる子が出てきてくれれば」と期待。参加した奈良市の小学6年、森田佳世さん(12)は「普段は地元のクラブでタグラグビーをしている。プロの選手の迫力あるラグビーも見れたし、面白かったです」と話していた。
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