災害時の避難拠点機能も 大和高田市民交流センター完成
大和高田市片塩町に市民交流センター「コスモスプラザ」が完成した。託児室のほか、災害時の避難スペースにもなる約300平方メートルの交流スペースなどを備えており、24日にオープンする。
地域の交流・相談支援拠点と、災害対策機能をあわせ持つ施設として、市が約18億円かけて建設。鉄筋コンクリート造り地上4階、地下1階建てで、延べ床面積は約4500平方メートル。1階には芝生広場が広がる。
2階には交流スペースと、住民票や印鑑証明などを発行する行政サービスコーナーを設置。3階には親子で楽しめる「すこやか広場」と託児室のほか、中南和県税事務所高田窓口センターや消費生活センター中南和相談所など、県の施設も入る。
4階は高齢者の相談に応じる「高齢者いきいき相談室」や多目的室など。災害時には、交流スペースや3階を避難スペースとして活用できるよう、非常用発電機や耐震性貯水槽、LPガスによる炊き出し機能も備えている。
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