〝海自の歌姫〟と超ド級の音楽に1200人魅了 自衛隊奈良定期演奏会
2016年04月20日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
自衛隊奈良定期演奏会(県防衛協会主催)が奈良市のなら100年会館で開かれ、約1200人が勇壮な演奏に聞き入った。
自衛隊活動への理解促進や文化振興などを目的に毎年開催。演奏会前には海上自衛隊東京音楽隊の隊員約100人が近隣の平城東、都南、若草、飛鳥など市立中学校の吹奏楽部員への演奏指導も初めて行った。
演奏会では冒頭、県防衛協会の前田武会長が「熊本の現地で活動している隊員、被災された方々に思いをはせ、演奏が九州の地まで届くように演奏していただきます」とあいさつ。
音楽隊は「宇宙戦艦ヤマト」や「スパイ大作戦のテーマ」など計12曲を披露。〝海自の歌姫〟、東京音楽隊の三宅由佳莉3等海曹も登場し、美しい歌声を披露した。市立若草中学3年で吹奏楽部長の吉田遥さん(14)は「ソウルフルな歌声に包み込まれるようでした。演奏も迫力があり、すごかったです」と話していた。
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