奈良日米協会発足 民間レベルで交流活発に 全国31団体目
日米の友好・交流を民間レベルで促進し、相互理解を目指す国際交流団体「奈良日米協会」(会長・北河原公敬東大寺長老)が20日設立され、奈良市内のホテルで発足式が開かれた。
同様の団体は、大正6(1917)年に設立された一般社団法人「日米協会」(東京都)をはじめ全国各地にあり、奈良日米協会が31団体目。会員総数は法人・個人合わせて204で、大阪や東京に次ぐ規模という。
この日は関係者ら約50人が出席し発足を祝福。日米協会会長の藤崎一郎・元駐米全権大使も東京から駆けつけ、「日米の大事な関係と同協会がますます発展するよう祈念します」とあいさつした。
奈良日米協会では今後、日米の青少年の相互留学支援や文化親善交流、障害者支援などを推進。9月にはアメリカと奈良の特産品販売などを行うイベント「アメリカンウィーク」の開催も予定しているという。
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