空手や和菓子作りで交流 台湾から磯城野高校に生徒訪問
2016年04月22日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
台湾の新営高級工業職業学校(台南市)の生徒33人が田原本町の県立磯城野高校を訪れ、和菓子作り体験やクラブ見学などを通じて交流した。
学校間の国際交流を促進しようと県が実施している訪日教育旅行学校交流会として実施。歓迎セレモニーで、新営高級工業1年の龍竣豪さん(16)は「日本の文化を楽しむだけでなく、台湾の文化の美しさを皆さんに披露したい」と日本語であいさつした。
生徒は台湾の「アミ族」の衣装でダンスを披露。磯城野高フードデザイン科の生徒と上生菓子作りに挑戦したほか、クラブ見学では空手道部や柔道部の練習を見学した。
新営高級工業1年の劉樺昇さん(16)は「初めて日本に来たが、みんな優しくて空手も楽しくて、本当にうれしい」と笑顔。磯城野高2年で空手道部長の松本有未さん(16)は「会話は難しかったけど、ジェスチャーなどで交流は深められた。空手の形も披露できてよかったです」と話していた。
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