戦国武将の勇壮行列も 29日に平群町で「時代祭り」
華やかな時代行列や音楽ライブ、名物料理のふるまいで地域を盛り上げる「へぐり時代祭り」が29日午前9時半から、平群町の道の駅「くまがしステーション」周辺で開かれる。
平成22年の平城遷都1300年を記念して始まり今年で7回目。有志でつくる同祭り実行委員会が主催する住民主導の恒例行事になっている。
目玉は、町にゆかりのある歴史上の人物にふんして勇壮に練り歩く「時代行列」。同町には、石田三成に仕えたとされる知将・嶋左近や、信貴山城に入城し整備した松永久秀ら戦国武将の活躍が知られている。行列には県内外から総勢200人が参加し、各時代ごとのブロックに分かれ、華麗な衣装を身にまとう。午前11時、町役場前を出発し、約1時間町中を練り歩く。
このほか、道の駅「くまがしステーション」では和太鼓やキッズダンス、大道芸などが披露されるステージイベントや特産品販売、同町の名物「イノシシ汁」の無料ふるまいも行われる。担当者は「『平群の魅力』がいっぱい詰まった最高のイベント。ぜひ来場してほしい」と話している。
当日は周辺が車両通行止めとなるため、町は公共交通機関の利用を呼びかけている。問い合わせは町観光産業課(☎0745・45・1017)。町のホームページはhttp://www.town.heguri.nara.jp/web/index.html
【関連記事】
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)