稚児行列が花添える 王寺の達磨寺で「達磨会式」
2016年04月16日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
王寺町の達磨寺で「達磨会式」が行われ、稚児衣装をまとった園児らが境内を練り歩く「稚児行列」などが行われた。
達磨会式は、明治24年の鐘楼堂再建のころから続く伝統行事。9日は本堂で所願成就を祈願する法要が営まれたあと、保育園児約40人による稚児行列などが行われ、境内は華やかな雰囲気に包まれた。
地元飲食店などによる模擬店も出店。公式マスコット「雪丸」のぬいぐるみやマグカップなども販売されたほか、隣接する「片岡の里保育園」の園児による野だてのサービスも。稚児行列に参加した同園の小笹史佳ちゃん(5)は「緊張したけど、衣装もかわいくて楽しかった」。母の紀子さん(39)は「歴史ある行事に娘と参加できて感慨深かったです」と話していた。
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