客席とステージ一体で演奏楽しむ 大和郡山で「ならブラスカーニバル」
県内の中高生やアマチュア吹奏楽グループなどが演奏を披露する「ならブラスカーニバル2016」が1日、大和郡山市のやまと郡山城ホールで開かれ、訪れた千人あまりの観客はみごとな演奏に聞き入った。
天理楽器(本店・橿原市)が、県内の吹奏楽人口の増加や世代を超えての演奏会の実施を目的に、平成23年から毎年5月に開催。今年は県内の中学、高校、アマチュア吹奏楽グループなど計11団体が参加した。
カーニバルでは県立高円高校(奈良市)の吹奏楽部が、観客と一緒になってリズムをとりながらインストゥルメンタル・バンドのT-SQUAREの「宝島」を演奏し、県立平城高校(同)吹奏室内楽部は嵐の「愛を叫べ」を披露。最後にはザ・ブームの名曲「風になりたい」を、出演した約400人と会場の観客らが一緒になって合奏し、会場は大いに盛り上がった。
奈良市の主婦(49)は「会場の観客も楽しめるような演奏会でとても楽しかったです」と話していた。
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