「緊急対策の必要性低い」 月ケ瀬の違法掘削で県 パトロールは継続
県は6日、業者による違法掘削が行われた奈良市月ケ瀬の山林について専門家2人による現地調査をふまえて安全性を考察した結果、「斜面に亀裂はみられず、今のところ緊急に対策を取る必要性は低い」と発表した。ただ、今後も週2回のパトロールを継続し、斜面崩壊の兆候がないか監視する方針。
県砂防・災害対策課によると、先月30日と今月3日に専門家がそれぞれ現場の地形や地質、亀裂の有無について詳しく調査したところ、斜面や隣接する茶畑側に亀裂はみられなかったほか、地層も雨水を通しにくい固さであることが判明。また、斜面には雨水によって削られた溝が複数できていたものの、大半は浅い浸食にとどまっていた。
このため、仮に崩壊が起きたとしても他の地域へ土砂が流れ出るような規模ではないと予想されるといい、担当者は「崩壊の危険性は低いが、引き続きパトロールは行っていく」と話している。
違法掘削をめぐっては先月末、県砂防条例違反罪などで業者が起訴されている。
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