街に眠る近代美術探しています 7月に名品展示会計画 奈良市美術館
奈良市美術館は、7月に開催予定の展覧会「明治・大正・昭和 奈良の街に眠る名品たち」に向け今月30日まで、市民が所有する奈良にまつわる明治から昭和の美術品を募っている。街に人知れず眠る奈良の近代美術を掘り起こすのが目的で、同館は「情報提供だけでも協力をお願いしたい」と呼びかけている。
展覧会は7月29日~8月14日に予定。日本文化の原点や古典を求めて多くの芸術家らも訪れた奈良で、明治から昭和に生み出された作品や、当時の様子を知る資料などを展示しようと、同館が初めて企画した。
募集しているのは題材が奈良に関連するか、奈良出身の作家による明治から昭和の作品。ジャンルは日本画や書、彫刻など不問。歴史資料となる写真や絵はがきなども募集している。
提供作品は美術館で調査、鑑定のうえ、選出した作品を展覧会に出品する。出品者への謝礼はない。7月29日、8月13、14日には学芸員による作品解説も予定している。
想定している作品は、市立鼓阪小が所蔵する太田昭夫作の彫刻作品「鹿」、歴史資料としては明治期の撮影とみられる東大寺大仏殿の絵はがきなど。同館の担当者は「奈良は古代の文化が有名だが、近代にもさまざまな芸術家が活躍していた。街に眠る奈良の近代美術をこの機会にぜひ掘り起こしたい」としている。

明治後期の東大寺の絵はがき「奈良大佛殿」(奈良市美術館提供)
問い合わせ、情報提供などは同館(☎0742・30・1510)。
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