きらびやかな姿復元 「金鈿荘大刀」公開 東大寺ミュージアム
東大寺(奈良市)の大仏の足元に納められていた鎮壇具(国宝、奈良時代)のうち、金銀などで装飾された「金鈿荘大刀(きんでんそうのたち)」の復元を同寺が元興寺文化財研究所(同市)に委託し、東大寺ミュージアムで原品とともに公開している。復元品では金製の葡萄唐草文を再現、当時のきらびやかな姿がよみがえった。
金鈿荘大刀は外装に瑪瑙(めのう)や水晶、金、銀、銅、ガラスが使われ、経典にある「七宝」を思わせる豪華さ。奈良時代の工芸技術の高度さを伝える品として知られている。
復元品は原品修理時に得たデータなどをもとに平成25年秋から約2年半かけ、刀身長79・9センチの原寸大で制作。刀身はステンレス材だが、柄頭は白瑪瑙製の本体に金製の唐草文透かし彫り金具を施した。鞘の装飾は明治時代の出土時の実測図や原品の残存部分をもとに金製の板を葡萄唐草文に透かし彫りにするなどし、当初の姿を復元した。
同ミュージアムは「復元品から当初の姿を知ってほしい」と、当分の間展示するという。入館料は中学生以上500円、小学生300円。問い合わせは同ミュージアム(☎0742・20・5511)。
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