「一人で悩まずに」、奈良市がDV相談支援センター開設 県内市町村で初
奈良市は、配偶者などからの暴力(ドメスティックバイオレンス=DV)に関する相談や、被害者の自立支援などを行う「配偶者暴力相談支援センター」を設置した。市によると、同様のセンターは全国261カ所に設置されているが、県内の市町村に設置されたのは初めて。
センターは、平成13年10月施行のDV防止法で都道府県に設置が義務づけられ、19年の法改正で市町村にも設置が努力義務に。県は14年4月に設置しているが、市町村には設置されておらず、奈良市では市男女共同参画課内の「女性問題相談室」が相談に応じていた。
開設されたセンターでは、DV相談業務を3年以上経験している専門の女性相談員が常駐。電話や面談で相談に応じるほか、必要に応じて関係機関を紹介。被害者の自立支援に向け、就業や住宅確保のための紹介、調整などを行うほか、安全確保のための「保護命令」制度利用もアドバイスする。
市によると、県が一時保護したDV被害者は26年度で91人、県DVセンターが受け付けた相談件数は1406件にも上る。市男女共同参画課は、「1人で悩まず、まずは相談してほしい」としている。
センターは祝日や年末年始を除く火、木、土曜日の午前10時~午後4時。被害者の安全確保のため、所在地は非公開で、相談者はまず電話で相談する。問い合わせ、相談は奈良市DV相談ダイヤル(☎0742・93・3150)。
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