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【参院選】自民新人の佐藤氏初当選 3選挑んだ現職・前川氏阻む


 奈良選挙区では自民新人の佐藤啓氏(37)が、野党統一候補として3選を目指した民進現職の前川清成氏(53)、おおさか維新新人の吉野忠男氏(57)、幸福実現新人の田中孝子氏(60)―の3氏を抑え、初当選を果たした。

初当選を決め、支持者と万歳する佐藤啓氏(中央)

初当選を決め、支持者と万歳する佐藤啓氏(中央)

 奈良市内の自民新人、佐藤氏の事務所では、当選確実が伝えられると詰めかけた支持者から大きな拍手と歓声が上がり、喜びに包まれた。万歳を繰り返した佐藤氏は「これからがスタート。みなさまの期待と思いを受け、全力で働かせていただきます」と意気込みを語り、笑顔を見せた。

 若さを武器に徹底した組織戦を展開した佐藤氏。高い内閣支持率も〝追い風〟となり、勢いに乗った。昨年11月に総務省を退職後は、県内各地を駆けめぐって知名度アップに努めてきた。国会議員や県議らと連動して企業や支援団体を回り、集会を重ねるなどし、組織固めに力を入れた。

 公示前を含め安倍晋三首相(自民党総裁)や谷垣禎一幹事長ら、党幹部も続々と来県。万全の支援態勢のもと、「アベノミクスの継続による経済の好循環」、「自公による安定した政治の継続」を強く訴えた。

支援者と握手を交わす佐藤啓氏

支援者と握手を交わす佐藤啓氏

 選挙戦ではオレンジ色のスニーカーをはき、若さと親しみやすさを押し出した。総務省時代、茨城県内の自治体で勤務した経験から、子育てしやすい地域づくりの重要性を強調。「社会保障分野に国の政策の光をあて、守っていきたい」と訴え、支持を集めた。

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