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飛鳥時代の〝カギ〝「海老錠」発見 大切な物を保管した調度品に取り付けたか


 明日香村の飛鳥京跡苑池で、飛鳥時代(7世紀後半)の鉄製の錠「海老錠」の一部が見つかり、橿原考古学研究所が13日発表した。同苑池は天武天皇らが利用した最古の宮廷庭園跡。宮廷関係者が大切な物を入れるのに使った櫃(ひつ)や箱などの調度品に取り付けていた錠の一部とみられる。

飛鳥京跡苑池で見つかった海老錠の牡金具

飛鳥京跡苑池で見つかった海老錠の牡金具

 海老錠は本体の牝金具、それに差し込む牡金具、鍵の3つで構成。見つかったのはL字形の牡金具で、長さ約9・5センチ。保存状態が極めてよく、牝金具と連結するための通し孔がはっきりわかる。線刻が施され、表面に漆が塗られている点は、正倉院(奈良市)の所蔵品と同じ特徴を持つ。

 海老錠は飛鳥時代に日本に伝えられたとされ、のちに国内でも生産されるようになった。飛鳥時代の品はこれまでに同村の飛鳥池遺跡と飛鳥京跡、大阪府羽曳野市の野々上遺跡で計5点見つかっており、今回が6例目。正倉院には約50点あり、うち鉄製の約30点が漆塗りだという。

 見つかった錠の一部について、橿考研は「飛鳥時代の導入期を知る貴重な資料。国産の可能性もある」としている。16日から橿考研付属博物館で始まる発掘調査速報展で公開される。海老錠のしくみ

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