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茶の湯の歴史を知ろう 橿原市博物館で「茶の愉」企画展


 京都市や堺市で出土した安土桃山時代の茶碗などを集めた企画展「茶の愉」が歴史に憩う橿原市博物館で開かれている。同市の今井町でも同時期の茶道具が出土しており、「茶の湯」の文化、日本人の美意識を知ってもらうのがねらい。9月19日まで。

京都で焼かれた楽茶碗

京都で焼かれた楽茶碗

 茶は遣唐使によって日本に伝えられ、国内に普及。室町時代には茶店が出現しその後、千利休らによって茶の湯が大成されたとされる。茶の湯にかかわる焼き物も美濃(岐阜県)や瀬戸(愛知県)、楽(京都府)、備前(岡山県)などで数多く生産されている。

 展示されているのは、京都と堺市の遺跡で出土した茶碗や、茶碗をすすいだ水を入れる容器「建水(けんすい)」、花入など計38点。茶碗では、黒い楽焼や瀬戸焼の茶碗、白い美濃の「志野焼」の茶碗などを見ることができる。展示品の中には京都市指定文化財となっている物もあり、公家や町衆による京都の茶の湯文化の一端を知ることができる。

 一方、堺では外国との貿易で富を手にした商人らが茶の湯を楽しんだ。展示品には、中国製の青磁茶碗やベトナム製の建水があり、堺の国際性がしのばれる。

 9月4日午後1時半からは「茶の湯を考古学する」のテーマで堺市博物館の職員が講演する。問い合わせは歴史に憩う橿原市博物館(☎0744・27・9681)。

ベトナム製の建水

ベトナム製の建水

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