大和郡山で頂点究める 全国金魚すくい選手権大会開かれる
金魚すくいの全国一を競う大和郡山市の恒例行事「第22回全国金魚すくい選手権大会」が21日、市総合公園施設多目的体育館(金魚スクエア)で開かれ、全国各地から約1900人が参加した。
大和郡山に長年伝わる金魚の養殖文化と動物愛護の精神を広く伝えようと、同市が平成7年から毎年開催。大会には小中学生の部に328人、一般の部に577人、3人1組で挑む団体戦に927人が参加した。
試合では3分の制限時間内で何匹すくえるかを競った。小中学生の部では、子供たちがすくう道具の「ポイ」を入念に選び、泳ぎ回る金魚を懸命に追いかけた。
団体戦で、天理市から参加したチーム「波乗りジョニー」が89匹をすくい優勝したほか、一般・小中学生の部でも、県勢が上位に入賞。昨年、一昨年と2大会連続準優勝の市立郡山西中学1年、木村夏久さん(13)は決勝で35匹をすくい3位に。「最初は緊張したけど、コツをつかむと楽しくなっていった」と笑顔で話していた。
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