子供たちが下した判決は? 奈良地裁でジュニア法廷開催
2016年08月31日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
子供たちに裁判所の役割などを理解し、裁判所を身近に感じてもらおうと奈良地裁が「ならジュニア法廷2016夏」を開催し、県内の小学5、6年生30人とその保護者らが参加した。
児童らは「誰でも裁判を傍聴できるか」など、裁判所についてのクイズに挑んだ後、「奈良市内のデパートから男性医師が腕時計を盗んだ」という設定の事件について、模擬裁判に挑戦。裁判官や裁判員、検察官、弁護人役をそれぞれ務め、専門用語にとまどいながらも、メモを取りながら真剣に冒頭陳述や証人尋問などに取り組んだ。
一連の審理を終えた後は2つのグループに分かれて「評議」を行い、判決を導き出した。裁判官への質問コーナーや、法服を着ての記念撮影も行われ、児童らは楽しみながら裁判について学んでいた。
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