ブドウの王様味わう 明日香村のあすかぶどう園で巨峰狩り
2016年09月16日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
開園40周年を迎えた明日香村平田の「あすかぶどう園」で、〝ブドウの王様〟巨峰のブドウ狩りが始まった。
園は丘陵地に広がり、広さ約4千平方メートル。園主の石田宗久さん(63)は20歳のときからブドウづくりを始め、40年前に園をオープン、有機肥料を使った自然農法で栽培している。
6月に袋をかけて鳥や虫による被害からブドウを守り、大切に育ててきた。甘く大きな黒紫色に育ったブドウが、枝からいくつも垂れ下がっている。
石田さんは「今年は7、8月に天候に恵まれ、糖度が高く、おいしくできた。自然に触れ、収穫体験を楽しみながら味わってほしい」と話している。
ブドウ狩りは10月上旬まで。園では販売も行っており、ジュースやワインも買うことができる。問い合わせはあすかぶどう園(☎0744・54・2808)。
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