議員報酬1割削減の条例改正案可決 県議会 関西広域連合加入規約案も
2015年10月10日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県議会の9月定例会は9日、総額83億8200万円の今年度一般会計補正予算案や関西広域連合に加入するための規約案、議員報酬を1割削減する改正条例案など20議案と4意見書を可決し、閉会した。
改正後の月額報酬は議員が70万円、議長が86万円、副議長が75万円となる。中村昭議長(自民党奈良)は閉会後、「県の経済指標はまだまだ順調ではない中、議員自ら身を削る改革は必要だ。今後、議員定数の問題など、改革をいっそう進めていきたい」と話した。議員提案による議員報酬削減案が可決されたのは県議会で初めて。
改正により、任期の平成31年4月までに約1億4600万円の経費削減につながるという。
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