交通遺児の学費支援に役立てて 県自動車販売店協会が寄付
2015年11月3日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県内22の自動車販売店でつくる「県自動車販売店協会」(大和郡山市)は、同市社会福祉協議会に約19万円を寄付した。協議会が取り組んでいる交通事故で親を失った交通遺児への学費支援に活用される。
同協会では平成19年から毎年寄付を行っており、今回で11回目。10月11~12日に開催した「第30回奈良モーターフェア」でチャリティーイベントを実施し、その収益の一部を寄付した。
10月30日、同協会の菊池攻会長が、協議会の会長を務める上田清市長を訪問。菊池会長は「交通事故が原因で学業に困る子供たちが、成人するまで有効活用してもらえれば」と話した。上田市長は、昨年12月以降の市内の交通死亡事故件数がゼロ件であることを紹介、「今後もゼロを更新できるよう、協会の力をお借りしたい」と話した。
【関連記事】
遺児の進学支援を あしなが学生募金スタート 学生らが呼びかけ
愛ちゃんも、ミス奈良も、シカッチェもPR 「赤い羽根」共同募金スタート
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)