障害者の就労環境考えて 奈良で「はたらく障害者応援フェア」
2015年11月2日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県内の障害者施設で作った菓子や雑貨などを販売する「はたらく障害者応援フェア」が、奈良市のならファミリーで開かれた。
障害者の賃金アップや意欲向上につなげることを目的に県が主催。会場では県内の障害者就労施設や店舗が出店し、施設で栽培した小麦を使って作ったクッキーや和菓子、小物雑貨などを販売した。
また、250円で500円相当の買い物ができる「はたらく障害者応援プレミアム商品券」(県発行で来年2月7日まで利用可能)も販売された。県内87の障害者就労施設や店舗で使え、用意した1200枚が完売した。
障害者らの就労支援などを行っている「アンダンテ農園」の山本康弘副理事長(57)は「フェアは一般の方々に商品を認知してもらういい機会になるので、今後も続けてほしい」と話していた。
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