消費者がしゅうゆ造りを体験 桜井の「大門醤油」で蔵開きイベント
日本の食文化を支えるしょうゆについてより深く知ってもらおうと、桜井市のしょうゆ蔵「大門醤油」で、蔵開きイベントが行われ、15人がしょうゆ造りの工程を見学、体験した。
県内には19軒のしょうゆ蔵があり、個々に独自の麹(こうじ)を造り、木桶でしょうゆを仕込む昔ながらの造り方を守っている。蔵開きイベントは、しょうゆ造りについてよく知ってもらい、自分にあったしょうゆを見つけてもらおうと、県醤油工業協同組合が昨年から開催。毎年1度、19軒が持ち回りでイベントを開催していく予定という。
7日は、明治40年創業の大門醤油で15人の参加者が、しょうゆ蔵の見学やかい入れ作業などを体験。その後は、しょうゆに合う料理とともに各蔵のしょうゆを味わった。
河合町の主婦、大安裕美さん(53)は「しょうゆ造りがこんなに大変だとは思わなかった。しょうゆについてもっと知りたくなった」と話していた。
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