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「事件伝えること使命」 楓ちゃん事件11年 校長らが現場に献花


 平成16年に奈良市立富雄北小1年の有山楓ちゃん=当時(7)=が誘拐、殺害された事件から17日で11年。楓ちゃんの遺体が発見された平群町の町道には花束などが供えられ、多くの人が手を合わせて冥福を祈った。

 「親御さんの気持ちを考えると辛い。どうして防げなかったのかと、今でも思う」。近くに住む男性(76)はこう話した。

献花する市立富雄北小学校の田中恵治校長ら

献花する市立富雄北小学校の田中恵治校長ら

 現場は雑木林に囲まれ、のどかな田園風景が広がる。周辺には空き地が点在し、人通りも少なく、ひっそりとした雰囲気だ。献花した西和署の川口洋一署長は「捜査に携わった1人として、若い警察官にも事件のことは語り継いでいく」と力を込めた。

 富雄北小学校で行われた「命を考える集会」の終了後には、同校の田中恵治校長(58)と、見守り活動を続けている富雄地区自治連合会の飯塚晃弘会長(79)、残田征紀副会長(72)らも献花。田中校長は「事件を伝え続けることが私たちの使命と感じた」とし、「子供たちには、自分の命を自分で守れる力を身につけてほしい」と話した。

 飯塚会長は「いつも『なぜ救えなかったのか』という思いで手を合わせている。今後もその思いを胸に子供たちを守っていきたい」と決意を新たにしていた。

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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

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