女子大生が考えた、女子中高受験生のための「ダルマもりソックス」発売
大阪樟蔭女子大(大阪府東大阪市)と香芝市の靴下メーカー「杉山ニット工業」(杉山浩之社長)が共同で、合格祈願の女性用靴下「ダルマもりソックス」を開発、商品化した。学生たちは「女子中高生にもかわいいと思ってもらえるデザインなので、学校にも履いていけると思う。受験生を応援したい」と話している。
香芝市の産学連携促進事業の一環で、同大でライフプランニングを学んでいる学生8人と、高級靴下で知られる杉山ニット工業の共同プロジェクトとして昨年9月から企画。学生が市場調査や企画、デザインなどに取り組み、製作を杉山ニットが手掛けた。
学生たちが考案した「ダルマもり」は、転ばない、忍耐強いダルマと「お守り」をかけたもので、受験生を応援する妖精。「二上山から受験生を応援するため、『ダルマもり』が渦巻き雲に乗って飛んでくる」というストーリーを考えた。
女子中高校生をターゲットにした靴下は22~24センチで、5本指のスクールソックス。普段学校にも履いていけるようにと、黒地に渦巻き雲に乗ったダルマもりマークが刺繍であしらわれている。
1足千円(税別)。杉山ニット工業のホームページ(http://www.miashi.jp/)から購入できる。問い合わせは同社(☎0745・76・5051)。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)