猿の親子が新年のお出迎え 橿原神宮にジャンボ絵馬
2015年12月1日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
橿原市の橿原神宮に30日、来年の干支・申(猿)の親子を描いた大絵馬がお目見えした。境内は一足早い迎春ムードに包まれている。
絵馬は高さ4・5メートル、幅5・4メートルで、畳14枚分の大きさ。朝日のもとで子猿を抱く母猿の姿がリアルに表現されている。
同市在住の日本画家、藤本静宏さんが制作。藤本さんは「来年が明るく幸多い年になり、親から子、孫へと世代が確かに受け継がれていくことを願って描きました」とコメントした。
毎週、参拝に訪れるという大和郡山市の社団法人理事、神楽義久さん(48)は「母猿が子猿を慈しむ感じがよく表されており、いい絵馬だと思います」。絵馬は来年11月末まで飾られる予定。
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