【春高バレー】女子・天理 大社に惜敗 フルセットで奮戦も、「1勝」遠く
3年ぶり2回目の出場となった天理は、初出場の大社(島根)とフルセットを戦ったが、最後まで試合の流れをつかみきることができず、目標だった全国1勝を逃した。
第1セットは、平林真織(3年)と安田育代(2年)が鋭いスパイクを連発し、セットポイントの24点目を先に奪った。しかし「気持ちが焦った」と主将の浦井ひなの(3年)が振り返ったように〝あと1点〟を挙げることができずに逆転を許し、このセットを奪われた。
第2セットも中盤までは競り合う展開。センターの植村春菜(3年)を中心とした得意の速攻とブロックで得点を重ねてこのセットを奪い返し、勝負はフルセットにもつれ込んだ。
第3セットも果敢に攻める姿勢を見せたが、大社の固い守りを崩すことができず、21-25の惜敗。「勝負強さが足りなかった」(植村)と選手らは涙を浮かべた。
八ツ橋孝江・天理監督の談話 「流れをつかみ切る強い気持ちが足りなかった。結果は残念だが、選手らはフルセットまで頑張った」
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