【春高バレー】男子・添上 コンビバレーできず初戦敗退
「ジャパネット杯・春の高校バレー」第68回全日本バレーボール選手権大会は6日、東京・千駄ケ谷の東京体育館で男女2回戦32試合が行われた。2回戦から登場の県代表男子・添上は崇徳(広島)と対戦。相手の高い攻撃力の前に得意のコンビバレーがうまく機能せず、初戦敗退となった。
5年連続33回目の出場となった添上は、崇徳の多彩な攻撃と強烈なジャンプサーブの前に、得意のコンビバレーを発揮できず、悔しい初戦敗退となった。
第1セット、添上は序盤から相手の時間差攻撃や高さのあるブロックに苦しめられた。主将の南浦仁(3年)やエースの前田進之介(3年)は、ブロックを打ち抜く強烈なスパイクで応戦したが、点差がなかなか縮まらない。「サーブカットの対応が難しかった」と南浦が振り返ったように、崇徳のジャンプサーブに攻撃の連携を妨げられ、このセットを取られてしまう。
続く第2セットを前に北川賢監督は「こんな力じゃないだろう」と選手らを鼓舞。それでも崇徳の緩急自在の多彩な攻撃に5連続失点を許すなど、終始防戦一方となり、無念のストレート負け。「気持ちばかり先走って、周りが見えてなかった」(前田)と選手らは肩を落とした。
北川賢・添上監督談話 「レシーブが安定しなかったのが痛かった。できる準備は今日まですべてやってきたが、力の差を感じた」
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