先輩、リオ五輪で金メダルを バドミントン高橋・松友ペアに橿原の子供たちがエール
リオ五輪(8月5日~21日)・バドミントン競技女子ダブルスに出場が決まった橿原市出身の高橋礼華選手(26)=日本ユニシス=と、徳島県藍住町出身の松友美佐紀選手(24)=同。メダル獲得が有力視されており、高橋選手が所属していた同市のバドミントンチーム「橿原ジュニア」の子供たちも「金メダルを取ってほしい」と期待している。
高橋・松友ペアは今年3月、伝統ある全英オープンで優勝するなど現在、国際バドミントン連盟による女子ダブルスの世界ランク1位。今月5日、リオ五輪出場が決まった。
高橋選手は橿原市生まれ。白橿南小学校時代は、市内の小学生らでつくる橿原ジュニアに所属し、全国大会で優勝するなど活躍した。同チームは全国的に有名な強豪チームで、平成26年の全国小学生バドミントン大会「第30回若葉カップ」の女子団体では優勝を飾っている。
練習に励む子供たちにとって、高橋選手らはあこがれの先輩。いずれも11歳で6年生の古根川美桜さん、鈴木彩加さん、浦島実玖さんは、「五輪出場はすごい。金メダルを取ってほしいと思います」と話す。
小学生時代は「負けず嫌いで、練習熱心な子」だったという高橋選手。チーム在籍時に指導にあたり、松友選手についてもよく知る松村宏則総監督(56)は、「五輪には中国など、他にも強いチームが出場する。2人の持ち味はコンビネーションで、けががないようにして、活躍してくれることを期待している」と話した。
高橋選手の父、昭博さん(53)と母、智子さん(49)は「2人は五輪初出場。五輪は特別な舞台であり、しかも一発勝負なので緊張すると思うが、(予選を勝って)決勝トーナメントまでは行ってほしいと思う。けがなくプレーし、結果としてメダルが獲得できればうれしい」と話した。
【関連記事】
バドミントン全英オープン優勝 高橋選手の地元・橿原市役所に祝福の垂れ幕
【月刊ならスポ】海なし県初のカヌー代表・棚田大志選手 東京五輪でメダルを
【月刊ならスポ】おばあちゃんに続け、走り幅跳びの吉岡里紗さん 目指すは東京五輪
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)