奈良県で産経新聞の購読試読・求人案内。

産経新聞 奈良県伊賀地区専売会産経新聞 奈良県伊賀地区専売会

産経新聞グループ各紙のご購読はこちら 0742-24-2214

専売会について専売会について各専売店の紹介各専売店の紹介地域貢献地域貢献求人内容求人内容購読・試読サービス購読・試読サービス

sanbai-02.jpg

【鹿角抄】日本一の規模だった 藤原宮の創建当時に思いはせる 


 新大宮(奈良市)に住んでいたころ、平城宮跡によくジョギングに行った。大極殿や朱雀門はまだ復元されておらず、宮跡内の道を自由に走り回り、疲れると芝生で寝転んでいた。本当に広大で、心地よい開放感にひたっていた。

藤原宮大極殿跡の大宮土壇

藤原宮大極殿跡の大宮土壇

 その後引っ越したので、最近はたまに車でそばを通りすぎるぐらい。復元された立派な大極殿や朱雀門を見にいくことはほとんどなかった。

 ところが昨年夏、橿原市の藤原宮跡で大極殿基壇に取り付く階段跡が見つかったことから、平城宮跡の大極殿のことをちょっと考えるようになった。

 藤原宮につくられたわが国初の大極殿は710年の遷都で平城宮に移され、さらに740年の遷都で恭仁宮に移築される。5年後、都は再び奈良にもどるが、この時大極殿は移されず、平城宮には新たな大極殿(第2次)がつくられる。

 藤原宮跡の発掘調査で見つかった階段跡は階段の最も下の部分で、薄くわずかに残るだけ。遷都の際、基壇の階段も含めて石材ごと平城にそっくり移されたことがわかる。その大極殿は今、第1次大極殿として平城宮跡にそびえ立つ。「当時の姿をそのまま写す」というわけにはいかないようだが、あのような巨大な建物が藤原宮跡にもかつてあったということだ。

 当時日本一の規模を誇った、高さ数十メートルの豪壮な建造物。木が生い茂る今の大極殿跡(大宮土壇)から連想することはむずかしいものの、奈文研の調査研究によって藤原宮基壇の規模(東西52メートル、南北27メートル)が突き止められ、当時のイメージがより描きやすくなった。

 藤原宮跡は県や橿原市が世界遺産登録をめざす「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の重要な構成文化財。最近、取材で藤原宮跡周辺を頻繁に通っているので、遠い将来、平城宮跡の大極殿のような建物が藤原宮跡にも復元されることがあるのか?大宮土壇と平城宮跡の大極殿を重ね合わせながら、想像を膨らませる機会が多くなっている。(野崎貴宮)

【関連記事】

藤原宮の大極殿基壇 東西52㍍、南北27㍍規模と判明 奈文研紀要

藤原宮大極殿は東西約45メートル規模 平城宮移転を裏付ける 奈文研調査

「想定外の大発見」 藤原宮跡大極殿跡の階段遺構 天皇用階段も

旗用の柱穴は見つからず 調査は続ける 藤原宮大極殿跡発掘で

貴族の邸宅か 藤原京跡で建物群跡出土 奈良文化財研究所調査

関東馬が藤原京を闊歩 名産地から調達 奈良文化財研究所の調査で判明

産経新聞の試し読み、ご購読はhttp://sankei-nara-iga.jp/koudoku.html

求人情報求人情報
購読・試読のお申込み購読・試読のお申込み
お問い合わせお問い合わせ

産経新聞各紙
産経新聞産経新聞
サンスポサンスポ

グループ各紙
月刊TVnavi月刊TVnavi
MOSTLYMOSTLY
正論正論
週刊ギャロップ週刊ギャロップ

読もうよ新聞読もうよ新聞

野球教室