奈良伊賀地域で産経新聞の購読試読・求人案内。

産経新聞 奈良県伊賀地区専売会産経新聞 奈良県伊賀地区専売会

産経新聞グループ各紙のご購読はこちら 0742-24-2214

専売会について専売会について各専売店の紹介各専売店の紹介地域貢献地域貢献求人内容求人内容購読・試読サービス購読・試読サービス

sanbai-02.jpg

飛鳥時代の〝カギ〝「海老錠」発見 大切な物を保管した調度品に取り付けたか


 明日香村の飛鳥京跡苑池で、飛鳥時代(7世紀後半)の鉄製の錠「海老錠」の一部が見つかり、橿原考古学研究所が13日発表した。同苑池は天武天皇らが利用した最古の宮廷庭園跡。宮廷関係者が大切な物を入れるのに使った櫃(ひつ)や箱などの調度品に取り付けていた錠の一部とみられる。

飛鳥京跡苑池で見つかった海老錠の牡金具

飛鳥京跡苑池で見つかった海老錠の牡金具

 海老錠は本体の牝金具、それに差し込む牡金具、鍵の3つで構成。見つかったのはL字形の牡金具で、長さ約9・5センチ。保存状態が極めてよく、牝金具と連結するための通し孔がはっきりわかる。線刻が施され、表面に漆が塗られている点は、正倉院(奈良市)の所蔵品と同じ特徴を持つ。

 海老錠は飛鳥時代に日本に伝えられたとされ、のちに国内でも生産されるようになった。飛鳥時代の品はこれまでに同村の飛鳥池遺跡と飛鳥京跡、大阪府羽曳野市の野々上遺跡で計5点見つかっており、今回が6例目。正倉院には約50点あり、うち鉄製の約30点が漆塗りだという。

 見つかった錠の一部について、橿考研は「飛鳥時代の導入期を知る貴重な資料。国産の可能性もある」としている。16日から橿考研付属博物館で始まる発掘調査速報展で公開される。海老錠のしくみ

【関連記事】

天武天皇も出入りした? 古代の〝迎賓地〟飛鳥京跡苑池で門跡

〝史上最強の夫婦〟 天武・持統天皇の足跡知って 県が映像制作

古代に大移動があった? 邪馬台国時代の関東の謎に迫る本出版

万葉の世界へ、美麗写真も充実 県の「なら記紀・万葉」HPリニューアル

天武・持統天皇陵は「八角形」 宮内庁、半世紀前の資料を公開

産経新聞の試し読み、ご購読はhttp://sankei-nara-iga.jp/koudoku.html飛鳥京跡地図

求人情報求人情報
購読・試読のお申込み購読・試読のお申込み
お問い合わせお問い合わせ

産経新聞各紙
産経新聞産経新聞
サンスポサンスポ
Business iBusiness i
夕刊フジ夕刊フジ

グループ各紙
月刊TVnavi月刊TVnavi
MOSTLYMOSTLY
正論正論
週刊ギャロップ週刊ギャロップ

読もうよ新聞読もうよ新聞

野球教室
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。