奈良-郡山間で高架化事業認可、JR新駅設置で 周辺道路も整備
県は26日、JR関西線、奈良―郡山駅間(約4・8キロ)の新駅設置をめぐり、JR線の一定区間の高架化と、新駅と幹線道路を結ぶ道路整備の事業認可を国土交通省から受けたと発表した。県は新駅も含め、事業認可期間の平成36年度の完成を目指す。
事業認可は19日付。高架化されるのは、JR関西線の奈良市大森町~同八条4丁目の区間1880メートルで、事業費約130億円の6割を国が補助。残り52億円は県と奈良市が半分ずつ負担する。
整備される道路は、大宮通の新大宮交差点から工事中の京奈和自動車道・大和北道路(仮称)の奈良インターチェンジ(IC)間を結ぶ幹線道路として計画されている「西九条佐保線」のうち、奈良市大安寺2丁目~三条栄町区間の1533メートル。北側約500メートル部分は25年度に事業化されており、国道24号の渋滞緩和や、京奈和道や新駅への円滑なアクセスにつながると期待される。
荒井正吾知事は26日の定例会見で、「新駅は奈良市南部の観光拠点になる」と指摘。また、「周辺は交通の結節性が良くなるため、アリーナなど集客施設の適地になる」とし、「地元のプロバスケットボールチーム『バンビシャス奈良』も要望しているが、アリーナがあればスポーツやイベントなども開催できる。民間投資を招く立地環境を整え、新駅周辺を『副都心化』していきたい」と述べた。
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