集まった善意のお手玉5300個 熊本地震被災者の心のケアに
熊本地震の被災者支援に役立てようと、奈良市のNPO法人「音楽の森」が募集した被災地へ送るお手玉が、全国から約5300個集まった。現在、袋詰めなどの作業が進められており、8月上旬にも熊本へ送られる。
被災地の避難所などでは人の繋がりが乏しく、過酷な環境により認知症の兆候を見せる高齢者もいることなどから、心のケアに役立ててもらおうと同法人が計画。5月ごろから募集したところ、当初予定した約千個を大幅に上回る5300個のお手玉が集まった。
同法人の関係者ら約30人が、「皆さんに少しでも笑顔が増えますように」とのメッセージが書かれた紙とお手玉を袋に詰める作業を実施。荒井敦子理事長(61)は、「想定を超える数が集まって本当にうれしい。物質的支援だけでなく、気持ちを被災地に伝えたいという人がたくさんいる証」と話す。
送られてきたお手玉の多くに手紙が同封されていたといい、中には東日本大震災の被災者で、「少しでも恩返しになれば」との思いがつづられているものもあったという。集まったお手玉は「熊本おじゃめの会」を通じ、熊本県内でお手玉を使った認知症ケアを実践する「ヘルスアートクリニックくまもと」(熊本市)の中原和彦院長らが、避難所でのレクリエーションなどに活用される。
8月18、19日には熊本市豊田地域コミュニティーセンターで、「お手玉支援」と題したコンサートも計画。熊本の童歌に合わせてお手玉で遊んだり、日本の童謡を歌う予定という。
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