大安寺にそびえたつ「足場の塔」 東アジア文化都市のアート作品続々
日中韓の3カ国が文化交流を進めるイベント「東アジア文化都市2016奈良市」のメーン「古都祝(ことほぐ)奈良-時空を超えたアートの祭典」の美術部門の会場の一つ、大安寺の東西両塔跡のそばには24日、塔のような造形作品が完成、人々の注目を集めていた。
パリ在住の造形作家、川俣正さん(63)制作の「足場の塔」。高さ約25メートル、一辺約12メートルで、吉野杉の間伐材の丸太約1500本と、約600枚の板材を使用。寺院の修復現場で受け継がれてきた足場丸太の技術を生かし、塔をイメージさせる作品だ。
大安寺は奈良時代の平城京を代表する官寺。国内外の僧が出入りする国際的な仏教総合大学のような存在で、七重だったという東西両塔も建てられ、威容を誇った。「かつての塔のイメージを再現した」と川俣さんは話す。
興福寺の三重塔前ではイランの造形作家、サハンド・ヘサミヤンさん(39)が蓮などをモチーフに「開花」を想起させる作品を制作。インドやシリア、トルコなどの作家も参加しているほか、春日大社では書家の紫舟さんと多分野の集団「チームラボ」が制作中で、各会場で独自のアートが楽しめそうだ。
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