白から薄紅に染まる酔芙蓉見頃 天理の長岳寺
日本最古の道とされる「山の辺の道」の中間点に位置する長岳寺(天理市)で酔芙蓉(すいふよう)が開花し、参拝客を楽しませている。
酔芙蓉は、芙蓉の園芸品種の1つ。朝に純白の花びらを開くと、午後には花弁の裏側に淡い紅色がさし、夕方には濃い紅色となって1日でしぼむ。酒を飲むと頬がうっすらと赤みを帯びるのに似ていることから、この名がついたという。
境内では、咲き始めからピンク色の花弁をつけている芙蓉もたくさん咲いており、匂いに誘われたチョウが辺りをかれんに舞っていた。
見頃は10月いっぱいまで。同寺受け付け担当の北川花世さん(68)は「一重、八重、くす玉と、3種の酔芙蓉に彩られた境内の雰囲気をゆっくり味わってほしい」と話していた。
長岳寺のホームページは(http://www.chogakuji.or.jp/index.html)
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