紅葉の桜井・等彌神社で献灯祭 ウエディングイベントや大根炊きも
紅葉の名所で知られる桜井市の等彌(とみ)神社で、境内のモミジをライトアップする献灯祭が20日、始まった。26日までの期間中、神社での結婚式をPRする模擬結婚式などを行う「ウエディングイベント」や、「邦楽の夕べ」「和太鼓奉納」「大根炊き」など多彩な催しが行われる。
等彌神社境内には約200本のモミジの木があり、12月初めごろまで紅葉を楽しめる。ライトアップは平成19年から行われており、モミジを照らすほか、参道にロウソクを使ったあんどん約500基を設置。境内が幻想的な雰囲気に包まれる。
同神社には今年4月、参道入り口に伊勢神宮から譲り受けた内宮の鳥居を設置。赤く色付いたモミジと鮮やかなコントラストをみせている。
「ウエディングイベント」は、多くの神社で神前挙式が減少していることから、神社婚の魅力を発信しようと企画。24日午後2時から神社婚をイメージした「花アート」を開催するほか、同6時からは境内で花嫁行列が練り歩き、同7時から江戸末期~明治初期の神社婚を再現した模擬結婚式が行われる。「餅投げ」や、花アートで使った花のプレゼントも予定されている。
22、23日には、神社近くの桜井市立図書館など周辺で、オリジナル灯明による「街道ライトアップ」もある。等彌神社でのイベントの問い合わせは、同神社(☎0744・42・3377)。
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