情感豊かに演奏披露 「いかるが音楽コンクール」
全国からアマチュア音楽家が集う「第3回いかるが音楽コンクール2015」の本選が21日、斑鳩町のいかるがホールで始まり、小学生から大人までの参加者が、ピアノや管楽器の部門で日ごろの練習成果を披露した。
斑鳩町の主婦、奥谷友子さん(38)が、プロ以外の音楽愛好家が気軽に参加できるコンクールを作ろうと企画。弦楽器、声楽を含めた4部門があり、年齢制限なく誰でも参加できる。
通常のコンクールとは違い、演奏の正確さよりも音楽への情熱や表現力を評価し、小中学生から最優秀ジュニアグランプリ、高校生以上から最優秀グランプリを1人ずつ決める。
今年は、全国から180人が応募し、予選を勝ち抜いた130人が本選へ進出。参加者たちは、少し緊張しながらも情感のこもった生き生きとした演奏を披露した。
ピアノで参加した大阪府堺市の小学2年、三又涼君(8)は「少し失敗したけどうまく演奏できた」と笑顔を見せた。
22日も同ホールで高校生以上のピアノや声楽などの審査が行われる。
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