音楽やダンスで700人魅了 奈良で市民フェスティバル
文化活動の成果を披露する「第34回なら市民フェスティバル2015」が29日、なら100年会館(奈良市)で開かれ、市民らの音楽やダンスなどが訪れた約700人を魅了した。
音楽や舞踊、ダンスに取り組む市民らが活動を発表する場として昭和57年から毎年開催している。今年は音楽、舞踊民舞、ダンスの3部門に幼稚園児~70代の男女計69組が参加。これまでに行われた予選で各部門から計10組が選ばれ、この日開かれた本選に出場、市長賞などに計7組の受賞が決まった。
音楽部門に出場し、「輝く出会い賞」に選ばれた村島一彌さん(72)と孫で大阪府立大2回生の松本恭さん(20)は、ピアノとバイオリンの合奏でモンティの「チャルダッシュ」を優雅に披露。約4年前に村島さんがピアノを始めたことをきっかけに、松本さんが小学生以来離れていたバイオリンを再開し、今年9月から練習を始めたという。松本さんは「いい思い出になりました」と笑顔で話していた。
このほか、女性グループの合唱やギター五重奏、新舞踊、ストリートダンスなどが披露された。
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