福矢や一刀彫り…大神神社で正月の縁起物準備始まる
2015年12月5日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
桜井市の大神神社で、来年の正月に参拝者に授けられる福矢の調整や干支の一刀彫の箱詰めなど、縁起物の準備作業が始まった。大神神社には正月三が日で50万人以上の参拝者が見込まれ、約3万点の縁起物が用意される。
作業は境内の勅使殿で行われ、白衣と緋袴に身を包んだ巫女たちが交代で担当。福矢(長さ約90センチと約60センチ)に来年の干支「申」(猿)の姿が描かれた絵馬を取り付けたり、申の一刀彫(高さ15センチと8センチ)を白紙で包み、桐箱におさめたりする作業をしている。
準備作業は今月下旬まで続くといい、福矢(2500円と1500円)の授与は来年1月1日からだが、申の一刀彫(6千円と2千円)や申の絵馬(500円)などは、境内の授与所で購入できる。
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