カレンダー購入で助け合い チャリティーバザー盛況
福祉活動や災害支援に役立てようと社会福祉法人県共同募金会(橿原市)は19日、企業や団体、個人から寄贈されたカレンダーのチャリティーバザー展を近鉄百貨店橿原店(同市)で開催した。1日から始まった歳末たすけあい運動の一環で、県内各地で実施している。
カレンダーのチャリティーバザー展は9回目。今回は全国約90の企業、団体から約4300部のカレンダーが寄贈された。同店の会場には壁掛け型、卓上型、日めくり型などさまざまなカレンダーがずらり。訪れた人は手にとって、デザインや形、色などを見て〝お気に入り〟を探していた。
三重県名張市の会社員、植田結菜さん(18)は「カレンダーを通して寄付できるならという思いで購入した。困っている人や福祉活動支援につながれば」と話していた。
昨年度のバザー展では、約6200部のカレンダーが寄贈され、約54万円の寄付金が集まったといい、同会の木谷三弥子さん(42)は「寄付金が1人でも多くの方の助けになってほしい」と願っていた。
バザーは21、22日はイオンモール大和郡山(大和郡山市)▽24、25日は県社会福祉総合センター(橿原市)▽来年1月7~11日には県立図書情報館(奈良市)で開催される予定。問い合わせは同会(☎0744・29・0173)。
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