普段はマット、災害時は簡易トイレや浮き輪 アイデアくふう作品展
アイデアや工夫を凝らした作品を集めた「県アイデアくふう作品展」が22日、奈良市美術館で始まった。24日まで。
発明品や新製品を創造する魅力を知ってもらおうと県が主催し、今年で14回目。県内の発明家や企業が開発した作品計66点が並んでいる。
県知事賞を受賞した御所市の山名勉さんの「防災マット」は普段は床に敷くマットだが、災害時には浮輪や簡易トイレにも使用できる。生駒市の主婦、森沢博子さん(68)は「どの作品もアイデアがすごいですね」と話していた。
他の受賞作品、受賞者は次の通り。(敬称略)
県議会議長賞=ラップフィルムキャッチャー(奈良市、鎌中祥行)▽日本弁理士会近畿支部長賞=光除草器(天理市、中道真澄)▽奈良デザイン協会賞=スリットアニメーション時計(奈良市、鎌中祥行)▽県発明協会まほろば賞=詰め替え不要の容器(奈良市、長岡ゆかり)
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