柿の葉ずし、大和まなの三彩汁… 学校給食で地元の特産味わう
全国学校給食週間(24~30日)に合わせ、県産食材を使った学校給食の試食会が天理市立朝和小学校で行われ、教育関係者らが児童とともに柿の葉ずしや大和三彩汁などを味わった。
同市では毎年、地場産物の普及啓発につなげようと、この時期に県産食材を使った給食を提供。日頃の食材にも県産米「ヒノヒカリ」や県産野菜を使い、地元食材の活用を進めている。
25日の献立は、奈良の郷土料理「柿の葉ずし」のほか、地元で栽培された大和の伝統野菜「大和まな」を使った「大和三彩汁」、山添村産の片平あかねのお浸しなど。吉田育弘教育長も児童とともに給食を味わった。
同校5年の西村亮佑くん(11)は「三彩汁は繊細な味わいでおいしかった。もっと奈良の食材を使った給食を増やしてほしい」と笑顔。吉田教育長は「県としても給食のメニュー開発などをサポートしたい」と話していた。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)