「出生動向基本調査票」偽造の県職員、停職2カ月
2016年01月27日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県は26日、「出生動向基本調査」の調査票37枚を偽造して提出したとして、郡山保健所総務課の女性主査(42)を停職2カ月の懲戒処分にした。
また、主査が調査員ではないのに統計調査を手伝ったことを知りながら上司に報告しなかったとして総務医療係長(58)を訓告、管理監督責任を問い保健所長(53)と次長(59)を文書で厳重注意とした。
女性主査は聞き取りに対し「締め切りを勘違いしていたことを相談せずに1人で背負いこんでしまった」などと話しているという。
妻への暴行容疑で逮捕の職員は減給
また、昨年12月に自宅で妻と口論になり、押し倒したなどとして暴行容疑で現行犯逮捕された県森林技術センターの男性(51)についても同日、減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。
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