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華やか造花づくり 薬師寺の花会式に備え 1000本


 東大寺(奈良市)では「お水取り」で知られる二月堂修二会の前行が行われているが、薬師寺(同市)でも、金堂で営まれる修二会「花会式」(3月25日~31日)に向けた準備が進められている。本尊・薬師如来に供える華やかな造花づくりだ。

造花をつくる部屋はまるで春が訪れたよう

造花をつくる部屋はまるで春が訪れたよう

 花会式の造花は10種が2軒の家で準備される。このうち奈良市の農業、橋本一良さん(85)方では一家総出で色とりどりのウメやツバキ、ボタン、ヤマブキ、キク、フジをつくり、作業を進める部屋の中には春が訪れたよう。「咲きましたよ」。毎年、完成時にはそう言われる。

 花々は細部まで表現され、本物と見まごうばかり。紅白のウメは匂い立つようだ。ボタンの大輪は花びらの形に切った和紙30枚でつくり、キクは花びらを手でひねるのに手間がかかる。さらに、花々の葉は道具を使って葉脈まで表現する精緻さ。

 「ありがたいことで、花を納めた後のお参りは欠かせません」と、70年ほど携わってきた橋本さん。花会式までに計1千本の花を咲かせる手作業は続く。

芳香が漂うような紅白のウメの造花

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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

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