ラグビー元日本代表選手がやってきた 王寺北小で児童とふれあい
王寺町立王寺北小学校に元ラグビーワールドカップ日本代表で、トップリーグの「近鉄ライナーズ」に所属するタウファ統悦選手(35)が来校。子供たちとタックルやパス練習で交流した。
同校は2年前から、スポーツの魅力を伝えてもらおうとトップアスリートらを招いた講演会などを開催。今回はトンガ出身で、日本人女性と結婚して日本国籍を取得したタウファ選手が児童約330人を前に、「1人はみんなのために、みんなは1人のために」と題して講演した。
5歳でラグビーを始めたタウファ選手は「海外で勉強とラグビーがしたい」と平成12年に来日し、日大ラグビー部に所属。「楽ではなかったが、周りの日本人の支えもあってここまでこられた」と振り返り、「1人はみんなのために、みんなは1人のためにというプレーの精神がラグビーの魅力」と熱く語った。
児童はタウファ選手とタックルやパスの練習を体験。6年の今久保美樹さん(12)は「いつもと違う楕円のボールで面白かった。タウファ選手は手がとっても大きかったけど、話すと優しそうでした」と話していた。
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