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仏像と屏風、ガラスがコラボ 薬師寺で千住博さんの作品など展示


 薬師寺(奈良市)の東院堂(国宝、鎌倉時代)で、聖観世音菩薩立像(同、奈良時代)の周囲に日本画家の千住博さん(58)の屏風作品と、平成22年に亡くなったガラス工芸作家、武田成功さんの作品を並べた「水と光の幻想」展が行われている。斬新な絵画と工芸、そして古代の仏像が時空を超えたコラボをみせている。

展示について語る千住博さん(左)と山田法胤管主。後ろは千住さんの屏風作品

展示について語る千住博さん(左)と山田法胤管主。後ろは千住さんの屏風作品

 千住さんが自身の作品を恩師の武田さんの作品とあわせて薬師寺に奉納するのを記念して企画。武田さんの展示作品は9点で、千住さんによると古代メソポタミア文明に起源を持つ技法で作られた「古典的かつ革新的で、西洋的で東洋的な作風」といい、千住さんもこの「二律背反」を受け継いだという。

 千住さんの「龍神Ⅰ・Ⅱ」は2点で20メートル超に及ぶ屏風の大作で、仏像の背後に展示。蛍光塗料で滝を描いており、闇のなかで照明により青く発光する妖しさが魅力だ。もう1点の「四季断崖図」はプラチナを使って表現され、独自の美が漂う。

 千住さんは「見えないものを見えるようにしようとする聖観世音菩薩と、武田先生と私の作品の織り成すハーモニーを楽しんでいただきたい」、薬師寺の山田法胤管主は「こういうお堂の使い方ができるのだなと思った。日本画の巨匠に奉納してもらいありがたい」としている。

 31日まで。午前8時半~午後5時で、25日~30日は花会式にあわせ午後6時~6時半も特別開扉する。問い合わせは薬師寺(☎0742・33・6001)。

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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

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