日中韓が文化で交流 「東アジア文化都市」開幕 河瀬直美監督の映像も
2016年03月27日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
日中韓の3カ国による文化交流事業「東アジア文化都市」が26日、開幕し、奈良市の東大寺で式典などが行われた。
開催都市に選ばれたのは奈良市と中国・寧波市、韓国・済州特別自治道の3都市。
初日のこの日は、東大寺大仏殿で法要が営まれた後、仲川げん市長が「文化の力で3カ国の友好と未来を切り開いていく大きな可能性を感じている」とあいさつ。青柳正規・文化庁長官は「日本の文化資源を世界に発信する好機会になるとともに、東京五輪に向けた日中韓の先行事例になれば」とした。
その後、3都市を舞台に、奈良市の映画監督、河瀬直美さんら各都市の監督が制作したショートフィルムを上映した。
今後1年を通じて芸術や食文化などのさまざまなイベントを実施する。
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